われらの旅立ち
「宇宙海賊キャプテンハーロック」ED
放送年 – 1978年~1979年
作詞 – 保富康午 / 作曲 – 平尾昌晃 / 編曲 – 横山菁児
歌 – 水木一郎
『宇宙海賊キャプテンハーロック』のED。平尾昌晃による優しくも力強いメロディもいいが、なにより歌詞がいい。特に3番の最後が「満ち足りて死のうよ」で締められるところに痺れる。水木一郎の情感たっぷりの歌声も素晴らしい。
わたしのビートン
「ろぼっ子ビートン」OP
放送年 – 1976年~1977年
作詞 – 大隅正秋 / 作曲・編曲 – 川口真
歌 – 大和田りつ子
『ろぼっ子ビートン』のOP。曲としては高度な展開やアレンジはないが、効果音的な音がおかずとしてたくさん入ってくるのが子供向けの曲らしくて楽しい。大和田りつこの歌声がロボットみたいに正確、且つ表情も豊かでよい。
ブルー・ハート
「綿の国星」主題歌
公開年 – 1984年
作詞 – 来生えつこ / 作曲 – 田中弥生 / 編曲 – 萩田光雄
歌 – 遠藤優子
猫の日なので、猫耳少女のパイオニア的な作品『綿の国星』の主題歌を紹介。ピアノがメインのしっとりしたバラード。特にタイアップなどではないと思うが、歌詞は作品と関係ない、遠いあなたを思う大人っぽい内容になっている。
リンゴの森の子猫たち
「スプーンおばさん」ED
放送年 – 1983年~1984年
作詞 – 松本隆 / 作曲 – 筒美京平 / 編曲 – 川村栄二
歌 – 飯島真理
『スプーンおばさん』のED。スタッカートで入ってくるイントロから超キュートな1曲。絵本のような歌詞とあたたかみのある曲調に、森で楽しげに踊るおばさんや動物たちの姿がみえる。飯島真理の歌声がまたチャーミング。
MANY THANKS~心のままに~
「マンガ日本経済入門」OP
放送年 – 1987年~1988年
作詞 – 白峰美津子 / 作曲 – Pam Roswell / 編曲 – 林有三
歌 – 当山ひとみ
石ノ森章太郎原作『マンガ日本経済入門』のOP。経済感は微塵もないが、キラキラとしたシンセの音とスラップベースが80年代の洋楽っぽくてカッコいい。当山ひとみのハスキーなボーカルも曲によくあっている。
みなし児のバラード
「タイガーマスク」ED
放送年 – 1969年~1971年
作詞 – 木谷梨男 / 作曲・編曲 – 菊池俊輔
歌 – 新田洋
『タイガーマスク』のED。昭和アニソンの中でも最高クラスの暗さを誇るこの曲だが、最後まで聞くと希望のある歌詞になっている。恐らく詞先でメロディを作ったからか、変拍子が入ってくるのが少し歌いづらい。
青春フィーバー(コンバット・マーチ)
「ドカベン」OP
放送年 – 1979年~1979年
作詞 – 保富康午 / 作曲 – 菊池俊輔、三木祐二郎、牛島芳 / 編曲 – 菊池俊輔
歌 – コロムビア・オールスターズ(水木一郎、ささきいさお、堀江美都子、大杉久美子、かおりくみこ、こおろぎ’73)
日本コロムビアのアニソン歌手総出の曲なので、昭和アニソンファンには盆と正月が一緒に来たくらいの豪華な1曲。これは水木一郎の声だ!とか思いながら聞くと楽しい。冒頭には早稲田大学応援部吹奏楽団の「コンバットマーチ」が使われている。
青春は舟
「青春アニメ全集」ED
放送年 – 1986年
作詞 – なかにし礼 / 作曲 – 坂田晃一 / 編曲 – 島津秀雄
歌 – ダ・カーポ
『青春アニメ全集』のED。文学作品を扱った本作にぴったりな文学性の強い名曲。なかにし礼の言葉選びがとても美しく、聴けば情景が浮かぶ。坂田晃一のメロディも島津秀雄のアレンジも素晴らしいので、知名度がないのが本当にもったいない。
Sky Way
「アニメ80日間世界一周」OP
放送年 – 1987年~1988年
作詞 – 伊藤アキラ / 作曲 – 小林泉美 / 編曲 – 安西史孝
歌 – 潘恵子
『アニメ80日間世界一周』のOP。航空会社のCMソングに使われそうな爽やかで飛行感のある曲。「Dancing Star」の作家陣が集まって作られた曲だが、あちらが夜ならこちらは昼という感じで、まったく印象の違う曲に仕上がっている。
夢みるワンダーランド
「ふしぎの国のアリス」OP
放送年 – 1983年~1984年
作詞 – 島エリナ / 作曲・編曲 – 小林泉美
歌 – TARAKO
『ふしぎの国のアリス』のOP。ボーカルがTARAKOなので、どうしてもまる子が歌ってるなあと思ってしまうがかわいい。しかし、TARAKOの歌パートよりイントロの恐らく小林泉美の声とピコピコ音の方が正直印象に残りやすい1曲。