#きょうの昭和アニソン 【2020年1月】

ゲゲゲの鬼太郎
「ゲゲゲの鬼太郎(第1作)」OP

放送年 – 1968年~1969年
作詞 – 水木しげる / 作曲 – いずみたく / 編曲 – 大柿隆
歌 – 熊倉一雄

鬼太郎のOPは何度もリメイクされているが、やはり初代が一番いい出来だと思う。作品の怪しさや怖さが存分に表現されたアレンジが素晴らしい。オーケストレーションの足し引きも絶妙で、60年代のアニソンの中でも完成度の高い1曲。

枯れた大地
「北斗の拳」挿入歌

放送年 – 1984年~1987年
作詞 – 三浦徳子 / 作曲・編曲 – 青木望
歌 – 神谷明

『北斗の拳』の挿入歌。有名すぎる主題歌の影に隠れた名曲。ケンシロウ役の神谷明が歌っている。劇伴も担当した青木望によるメロディもアレンジも一級品の仕上がりだが、難曲すぎて神谷明が歌いきれていないのが惜しい。

ハーフムーンの気持ち
「おねがい!サミアどん」ED

放送年 – 1985年~1986年
作詞 – 佐藤ありす / 作曲 – 羽田健太郎 / 編曲 – 水沢朱里
歌 – 長山洋子

『おねがい!サミアどん』のED。アイドル時代のまだ初々しい長山洋子の歌声が聴ける曲。作曲が劇伴も担当した羽田健太郎だが、珍しく編曲は別の人。ハネケンにしてはあまり捻りのない曲だが、Bメロのメロディがきれい。

リボンの騎士
「リボンの騎士」OP

放送年 – 1985年~1986年
作詞 – 能加平 / 作曲・編曲 – 冨田勲
歌 – 前川陽子、ルナ・アルモニコ

60年代に作られたアニソンとは思えないほど華やかな冨田勲作の名曲。そこはかとないディズニー感は若干あざといが、オーケストラの演奏が超豪華で聞き応え抜群。前川陽子の表現力の高いボーカルも曲によくハマっている。

マッハバロン
「スーパーロボット マッハバロン」OP

放送年 – 1974年~1975年
作詞 – 阿久悠 / 作曲・編曲 – 井上忠夫
歌 – すぎうらよしひろ

極めて素人臭いが、無駄に溢れるパワーに圧倒される特撮ソングの異色作。全体的に音が汚いのがよし。ボーカルもやたら威勢がいい。最後のたのむ~のところは普通に作ったら盛り上がっていきそうなのに最後に下がっていくのが斬新。

すきだッ ダンガードA
「惑星ロボ ダンガードA」OP

放送年 – 1977年~1978年
作詞 – 伊藤俊也 / 作曲・編曲 – 菊池俊輔
歌 – ささきいさお、ヤング・フレッシュ

『惑星ロボ ダンガードA』のOP。これはいい菊池俊輔。寺川正興のものと思われる動きまくるベースがこの曲にわくわく感を与えている。ホイッスルの音がちょっとまぬけっぽいのもよし。歌詞のダサさもいい具合。

キャンティのうた
「アンデルセン物語」ED

放送年 – 1971年
作詞 – 井上ひさし、山元護久 / 作曲・編曲 – 宇野誠一郎
歌 – 増山江威子、ヤング・フレッシュ

『アンデルセン物語』のED。切なげでノスタルジックなメロディに胸がきゅんとする1曲。作品と宇野誠一郎の絵本チックな曲調がベストマッチ。増山江威子のボーカルもかわいい。いろいろ事情があるのかカラオケ未収録なのが惜しい。

ズッコのうた
「アンデルセン物語」ED

放送年 – 1971年
作詞 – 井上ひさし、山元護久 / 作曲・編曲 – 宇野誠一郎
歌 – 山田康雄、ヤング・フレッシュ

「キャンティのうた」と交互に使われていた『アンデルセン物語』のED。お調子者感溢れるまぬけな曲調がよし。山田康雄の飄々とした歌い声はどう聴いてもルパン。歌詞の言い様がなかなか酷く、この時代のおおらかさを感じられる。

腹へりのタンゴ
「山ねずみ ロッキーチャック」挿入歌

放送年 – 1973年
作詞 – 中山千夏 / 作曲・編曲 – 宇野誠一郎
歌 – ミッチーとチャタラーズ

『山ねずみ ロッキーチャック』の挿入歌は個性的で魅力的な曲が多いが、この曲も一度聴くと忘れられないインパクトの強い曲だ。タンゴ調の曲も絵本のような歌詞もかわいく、思わずお腹がすいたときに歌ってしまうこと間違いなし。

アレアレアラレちゃん
「Dr.スランプアラレちゃん」ED

放送年 – 1981年~1986年
作詞 – 冬杜花代子 / 作曲 – サタンタ / 編曲 – たかしまあきひこ
歌 – 水森亜土、こおろぎ’73

『Dr.スランプアラレちゃん』のED。作曲のサタンタは子門真人であることはよく試験に出るので覚えておこう。曲調も歌詞もかわいい曲だが、アラレちゃんが終わってしまった…というさみしさも感じられるEDらしいED。

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